「高齢者がプリウスで誤発進してしまうのはシフトが原因」というのは本当か?

   

「高齢者がプリウスで誤発進してしまうのはシフトが原因」というのは本当か?

1 ニライカナイφ ★ 2016/11/23(水) 07:26:50.81 ID:CAP_USER9.net
◆「高齢者がプリウスで誤発進してしまうのはシフトが原因」は本当か?

連日のように高齢者ドライバーの事故が報道されていることを受け、ネットのまとめサイトで「高齢ドライバーがプリウスでドライブとバックを間違えるのはシフトパターンが原因ではないか?」という考察が話題になっている。
実は1年近く前に上がったものなのだが、「なるほど」と思う人が少なくないらしく、時々思い出したようにSNSで拡散され、そのたびに話題になる。

写真を見て分かるように、プリウスのシフトレバーは、右下がD(ドライブ)、右上がR(リバース=バック)になっている。
一方、マニュアルトランスミッションの5速車の場合、Rの位置は右下が一般的だ。
これに慣れている人は「Rに入れたつもりで右下にレバーを操作し、バックのつもりでDに入れ、前進してしまうのではないか?」というのが、この説の論旨だ。

写真:左が、最新型プリウスのシフトレバー。右は、カローラアクシオ(MT)のシフトレバー

◇本当にプリウスは誤発進事故が多いのか

ただ、この説は怪しいところがある。最大の疑問は「本当にプリウスは誤発進事故が多いのか? 」という点だ。
プリウスが他のクルマに比べて、特別に事故が多いというデータを、少なくとも筆者は見たことがない。

保険会社の資料を見ても、プリウスの型式別料率は9段階のうち、車両でランク5、対人ではランク4とごく普通の料率で、特に事故が起きやすいクルマとは考えていないことが分かる。
つまりそもそもの前提である「プリウスは高齢者の誤発進事故が多い」という認識そのものが、思い込みである可能性は高い。

……このように説明しても、この議論は白熱するのだ。
高齢者ドライバーが急増しているのは事実だし、もう一つの理由は主語が「プリウス」だからだろう。

プリウスは長いこと、日本国内で最も売れているクルマの一つだ。
従ってオーナーはたくさんおり、「プリウスはダメだ」と言われれば母数が多い分「何を?俺のクルマの悪口を言うな!」と頭に血が上る人も多いのだ。

また、プリウスはアンチの多いクルマでもある。
アンチの理由は様々だし、ここでは特に取り上げない。
要するに、プリウスの話はとかく対立が起きやすい。ある種の有名税だと考えていい。

◇Bモードが紛らわしい? 

もう一つ、この議論の中でしばしば出てくるのが「プリウスのシフトパターンは独特で分かりにくい」という意見だ。
特に多くの人にとって見慣れない「B」がいつも問題になる。

大抵の場合、旧来のAT車(トルコン・ステップAT)のLまたは2に該当すると思っているようだ。
だから「バックのBと混同しやすいBを表示に使うのが間違っている。
なぜLや2と書かないのか」と主張する人が出てくる。

では、この「B」とは何か?Bの表記は「(エンジン)ブレーキ」から来ている。
プリウスは変速機のみならず、動力源そのものが他のクルマと大きく違う。

普通のクルマであれば、エンジンの回転を変速機が減速し、駆動輪に伝える。
アクセルをオフにした時、同じ速度でもギヤが低いと、運動エネルギーで回される駆動輪の力で、エンジンが余分に回されて強いエンジンブレーキが得られる。
旧来のATではLや2がこの「低いギヤ」に当たる。

しかし、プリウスのBモードは、仕組みが全く違うのだ。
トヨタのハイブリッド車は、アクセルオフで回生ブレーキが作動する。
回生ブレーキとは、車両の運動エネルギーで回される駆動輪が発電機を回して発電させ、エネルギーを回収してバッテリーに蓄える仕組みだ。

プレジデント 2016年11/22(火) 9:15
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161122-00020684-president-bus_all
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161122-00020684-president-bus_all&p=2
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161122-00020684-president-bus_all&p=3

>>2以降へ続きます。

引用元: ・【交通】「高齢者がプリウスで誤発進してしまうのはシフトが原因」というのは本当か?

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